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電車痴漢 被害者9割が通報せず、女性車両や防犯カメラ増を 警察庁・研究会

2011.3.10 10:04
 電車内での痴漢を防ぐための警察庁の有識者研究会は10日、報告書をまとめ、女性専用車両の拡大や防犯カメラの増設などを提言した。「見て見ぬふりをしない」と利用者にも呼び掛けており、鉄道会社や学校、経済団体と連携して対策を進める。
 報告書は警察に対し、取り締まりの強化や、被害者の担当に女性警察官を充てるよう提言。鉄道会社には専用車両やカメラの拡大、職場や学校にも研修などを求めた。
 警察庁は昨年、三大都市圏の男女3256人に調査し、被害に遭った女性の約9割が警察に通報や相談をしていなかったことが判明した。約8割は防犯カメラ設置に賛成した。
 痴漢容疑で摘発された219人も調べ、30~40代の会社員の通勤中の犯行が多いことも分かった。



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